2016年4月20日水曜日

靴紐の通し方あれこれ。「基本編」

トレイルランニングやランニングシューズを購入したら、まず靴紐を自分流に通し直すランナーはどれぐらいいるのだろうか。。。。。

ましてや自分の足の特徴や状態に合わせて変えるランナーとなれば、さらにどれぐらいいるのだろうか。。。。。



HOKAアドバイザーで100キロのロード世界記録保持者・砂田さんが、以前こんな事をおしゃっていたのを思い出します。


「自分はお店に行ってシューズを試着する時でも、その場で必ず靴紐を自分で通し直してから履きますし、大会前でも通し直してから走ります!」

この何気ない言葉は、砂田さんの走りに対する自分へのこだわり(習慣)であり、何かの儀式のように思えるのですが。。。。。



最近インソールの上手い利用の仕方もこのブログでお伝えしたので、今回は実践してみるとその違いが分かる靴紐通しをちょっとだけお伝えしようと思います。

Step1
アイレット(紐穴)の上から通すバージョン。
特徴:緩みずらく一般的な通し方。

スニーカーも含め多くのトレイルランニングシューズやランニングシューズが採用している通し方です。シューズを購入すると大半がこのようになっていることが多いです。

確かに緩みずらくいいのですが、足の甲部分にアッパーやシュータンが当たるような感覚があり、どこか締め付けられているように思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうすると単に紐自体を緩めて対処するということになりがちです。


そこで次にご紹介するのがこの通し方です。

Step2
アイレット(紐穴)の下から通すバージョン。
特徴:Step1より、やや緩みやすい通し方。



単に紐を下から通すだけなのですが、走ってみるとかなり違いが分かります。
しかも下の写真は左右クロスする部分を内側と外側で変えています。

右足は外側からの紐をクロスする時に下に内側からの紐をクロスする時に上にすることで、着地時に足首が内側に入りやすい方に多少の緩み軽減ができます。

左足は右足の逆で、外側からの紐をクロスする時に上に内側からの紐をクロスする時に下にすることで、外側に足が開きやすい方に多少の緩み軽減ができます。

Step3
アイレット(紐穴)を左右、上下で通す方法
特徴:Step2の着地時に足首が内側に入りやすい人に有効
Step2の応用編がこの上下、左右の通しを変えるパターンです。
内側から外側に通す紐は緩みにくい上から通しにし、外側から内側に通す紐は下から通しにします。これよって、より内側にかかる体重移動にストレスをなくせると思います。

さらに「甲高の人はどうするか?」ですが、もちろんワイズが広いシューズや足にストレスが最初からないシューズを選ぶのが最優先です。
ですが紐通しだけで多少カバーできないかを考えた時、こんな風な発想が思いつきます。

Step4
アイレット(紐穴)を一段飛ばして通す方法。
特徴:甲高の方、幅広の方に有効な通し方。
一段飛ばした分だけ、もちろん紐は緩みます。なので、少しでも緩みずらい上通しをしています。
甲高の方や幅広の方は、紐通し以外にもアッパーが柔らかい素材を選ぶと、甲や前足部の骨に当たる部分がソフトになり、多少痛み等も軽減できると思います。


今回ご紹介した一例は、あくまで個人的な見解も入っていますので、もちろんそれぞれのランナーが一番ご自分に合った紐通しを考案することを推奨します。



意外な盲点でもある紐通しですが、状況にや場面によっては、かなり有効的だと思います。

是非皆さん、実践してみてくださいね。


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サンウエスト アウトレット フロア
















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