2014年11月16日日曜日

メリノウール ソックス Point6の快適な利用方法

本職の美容師の傍ら、年に一度世界中に旅に出るライフスタイルを続けている、稲葉 香さんより、Point6(ポイント6)を履いて歩いた黒部・下の廊下の2泊3日の縦走、御在所岳マルチピッチのクライミングの様子を寄稿していただきました。
以下、稲葉さんからの寄稿。

黒部・下の廊下の2泊3日の縦走、御在所岳マルチピッチのクライミング、Point6の靴下を履きました。
縦走は膝を痛めたのもあって2日目、3日目と10時間~ほどかかり、秋の北アルプス、雨かと思いきや小雪がチラつき、朝起きたらテントは凍ってしまうような寒さです。





体温調整に大事とされる部位の肝心な足、靴下はとっても重要です。
Point6は構造の全てにおいて妥協することなく行っているということで、履くのがとても楽しみでした。
安心のメリノウール、寒い中でも汗はかく、通気性を配慮したベンチレーション、優れた吸湿のおかげで、快適なドライ感をキープし、全く臭くなく、三日間はきっぱなしでした。足入れ部分の締め付けもなく、かといって緩すぎず、ズレを軽減する構造で違和感なく過ごせたことにも驚いています。




クライミングは、日帰りで岩のアプローチまで登山道でしたので、登山靴で向かい、登山靴でもクライミングシューズでも両方はける靴下の厚さで無駄なくちょうど良い感じでした。
つま先にニットの固まりが出来ないように配慮されている為、クライミングシューズでも気にならず、フィット感を感じます。この日は風が強くて、太陽もあまり顔出さず、秋の冷たい風が身体にダイレクトにあたり、手がかじか
んでましたが、足首はピッタリとしたフィット感のおかげで暖かかったです。
洗濯しても強そうな感じで長期遠征には、必ず持って行きたいアイテムとなりました。



稲葉 香 (Kaori Inaba)
美容師の傍ら、1997年から年に一度旅に出るライフスタイルを続ける。
ベトナムから始まり東南アジア・アラスカ・チベットを放浪し、旅の延長で山と出会う。
18歳でリウマチが発病し、山に登るなど想像も出来なかったが、ヒマラヤトレッキングにより自然地癒力に目覚め、6160Mを登るまで復活した。
再発と 復活の繰り返しの中、2007年西北ネパール登山隊(大西保隊長)との出会いで河口慧海師の足跡を辿りアッパートルボに辿り着く。
ヒマラヤ横断、未踏峰登頂(カンテガ6060M) という究極の山旅を経験させて頂き、2009年には、MuguからDolpo横断を果たす。
2012年は、仲間の女性3名 でHimalko keti登山隊を形成する。
12年に一度 の仏教の巡礼祭・Shey Festivalに参加し、無名峰登(6042M.6025M.6089M)、3度目の Dolpo横断に成功する。
現在、大阪唯一の村・千早赤阪村を拠点に、都会と山生活とのバランスを保ちながら、ヒマラヤに通っている


サンウエスト