2014年1月9日木曜日

ARC'TERYXと「道具に刻まれる記録と記憶」

「道具に刻まれる記録と記憶」(雑誌岳人記事タイトル借用)

この言葉は、雑誌岳人に連載しているARC'TERYX(アークテリクス)ストーリーページのタイトル。ARC'TERYXのジャケットやバックパックが如何に愛され、使い続けられ、フィールドで活躍してきたかを取扱店のオーナーやスタッフに語って頂くという企画です。各オーナー様などが自分の好きなフィールドや、いわゆる本チャンで使い続けてきたアイテムについて語って頂くので、道具ヘの「想い」や、それにまつわる素敵な「記録」や「記憶」を聞くことが出来る素晴らしい内容です。(この企画は115日発売号で終了予定)

ひるがえって、この連載企画に携わった事は私自身の「道具に刻まれる記録と記憶」を探す機会にもなりました。

これはオールレザーグローブ、Tactician AR Grove (タクティシアン AR グローブ)。ARC'TERYXでは異色と言えるかもしれませんが、山仕事やDIYの際に活躍するワークグローブなのです。

栗、楢、欅、檜、杉、ヒバ、ソロ、アカシア・・・
挙げればきりがないほどの雑木、針葉樹を切り倒し、玉切りし、斧で薪用に割り、運び、という一連の山仕事には欠かせない相棒。我が家の冬を温める薪ストーブに放り込まれるまで、木を扱ううえで一緒に働いていたグローブ。もちろんこれからも一緒には働いてもらいます。

堅い木、柔らかい木、においが爽やかな木、虫がついている木。木に巣くっている幼虫を持ち上げ、セキレイ等の鳥に餌としてあげる。チェーンソーの歯や木のささくれから手を守り、斧をしっかりと握る、薪を運ぶ。
特に冬に活躍するこのグローブには、そんな私の記録と記憶が刻まれています。普段は意識しなくても、ふと道具を見ているときに感じる愛着。

皆さんにも、どんなアイテムがあるのでしょうか。

SUNWEST 
田中

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