2016年2月27日土曜日

【GUATEMALA】コーヒー農園視察記③


その日の収穫が終わると、


真っ赤に完熟したコーヒー、黄・緑と未熟なコーヒーチェリーの仕分け作業をします。






















仕分けが終わり、袋に入ったコーヒーチェリーを農園内の精製工場に運びます。50kg程の袋を、男性だけでなく女性も背負っています。これには驚きました‼






















そして、階段を上がった先に計量所があり、コーヒーチェリーの重さが書かれた紙を受け取ります。この紙が何キロ収穫したかの証明、つまり報酬となるのです。


計量が終わったコーヒーチェリーは、そのまま階段の上から大きな貯水槽に移されます。
ここでの精製方法は水洗式(ウォータープロセス)と呼ばれている方法です。
精製過程で水を使うことで葉っぱなどの不要な物は浮き、石など重い不要物は沈み、除去されます。


























時間をかけながら次の水槽に少しずつ移され、実が少し柔らかくなってきたところで、果肉除去機へ。












































機械が回ります。
どんどん出てきます。
上からチェリーが丸ごと投入されて種だけ出てきます。まさに水洗式‼って感じがします。
果肉除去と言っても、コーヒーチェリーの中は大きな種で埋まっており、果肉は少なく皮をむくというイメージです。
 




















この機械たち、水力で動きます。
私たちが宿泊したゲストハウス含め、農園内の施設では夜しか電気が使えないようになっていました。
昼間にiphoneの充電をしようと思っても、充電できませんでした。充電できない事をすごく不便に感じてしまった自分が少し残念だったりして。。。






















果肉除去された種は発酵槽に移されます。
丸一日発酵させることで、酸味や甘味がより深くなり、フルーティーなコーヒーとなるのです。























種は次の機械へ水と一緒に進みます。ドラム缶のようなサイズの機械が回転して、この中でさらに粘液質の実をとり種をキレイにしていきます。

実が洗い落とされた種は、大きなコンクリート広場に移されて乾燥させます。


































































天日干。この農園での作業は乾燥で終了です。
天候に左右されず、人手がかからない乾燥機を使用する農園が多いそうですが、品質は手間と時間をかける天日干の方が良くなります。
定期的にかき混ぜて均一に乾燥させていく事で、程よい水分量の生豆となるのです。

工程の多さ、労力、なんというか。
うーん、簡単には言い表せませんね。

農園のドア





















 
【ORGANICA】

つづく‼

2016年2月23日火曜日

【GUATEMALA】コーヒー農園視察記②


San Marcosのゲストハウスで一夜を過ごし早朝4時に起床、夜明け前に農園へ向かいました。
農園の名前は「FINCA EL PLATANILLO」
 
この農園のコーヒーは、これから私たちが扱うコーヒーの農園で、ちょうど入れ違いで日本に向けて海を渡っており、まさに帰国直後に荷受けするコーヒーなんです‼






















農園の最上部1600m地点で夜明けを待ち、まさにご来光と共にコーヒーの樹とご対面を果たす我々でした。

この農園、約400ヘクタールの敷地でコーヒーを栽培しており、この最上部は現在ヤングツリーと言われる若いコーヒーが育っています。












































まだ1m位の樹にコーヒーの花が見事に咲いている様子が印象的ですが、花は3、4日で散ってしまうそうです。花の香りはジャスミンのような、でももう少し甘いような香りがします。

コーヒーの樹と対面を果たした後は、少し下って農園の中心部へ。




ここは農園の核となる場所で、コーヒーの精製工場が併設されていたり、農園で働く人が生活する居住スペースがあったり、私たちのようなゲストが滞在できる建物があり、一つの村のような所でした。

ゲストハウスで朝食を済ませた後は、農園の中でも現在収穫を行っているエリアへ向かいます。




 





















ピックアップトラックの荷台に乗り、農園内の険しい悪路をインディジョーンズのように進みます‼

























農園を案内してくれたのは農園長のJorgeさん(写真上中央)と、マネージャーのRiquelmeさん(写真下)のお二人。

写真からも分かる通り、農園という言葉よりはジャングルと言った方が分かりやすいような、シンプルに山の中です。

オーガニックコーヒーを栽培しているというよりは、自然農法というかなんだか野性的で、もともとの環境を活かしてコーヒーを育てているようでした。とても機械化できないような場所です。






















コーヒーの根元は雑草だらけで、その雑草が豊富な降雨から土を流さず守ります。そして危険そうなカラフルなクモをはじめいろんな虫がそこにはいて、虫たちが土を耕し、土質をどんどん良くしてくれます。

触ると土はふわふわでした。






















そんな土壌で育ち、収穫をむかえているコーヒーチェリーはこちら。





















真っ赤なコーヒーチェリー。






















もちろんその場で採ってすぐに食べました‼

ほどよく甘酸っぱい味覚が口に広がるのですが、実によって甘さが勝っていたり酸味の方が強かったりで、樹によって、実によってそれぞれ違います‼
実の中にはコーヒー豆となる大きな種があるので果実部分はすごく少ないので、口の中で味わえる時間はとても短いのですが、果実感満載です。

そして、現在チェリーを収穫している方達のもとへ向かいました‼




























みんな家族で収穫(ハンドピック)しています。
我々はトラックで近くまで来ましたが、子供を連れてどうやってここまで来たのというくらいの場所です。というか子供が子供を背負っているではないか‼






















そして収穫したこのチェリーを持って帰るのは相当な重さです。






















正直手伝わせて欲しいと簡単に言える雰囲気ではないように感じましたが、せっかくだからと快諾してくれたのでハンドピックを体験してみる事に。












































単純に実を採るだけではダメで、実にも樹にもやさしい採り方があり、それを考えながら作業しているとすごく時間がかかってしまい。
そんなことで手間取っていると、収穫量で一日の報酬が決まる方達の迷惑にもなってしまうので、みんな無言でとにかく必死に収穫の手伝いをしました。






















少しは貢献できたかな。。
























限られた時間でしたが、素晴らしい経験をさせてもらいました‼



次は収穫したチェリーの精製へ‼ つづく。